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データベース基礎
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スキーマ1


データベースの基本知識

■■データベースの特徴■■

特徴 概要
データの共有 データを1つの場所で管理して複数のプログラムで共有することができる。
データの独立性 データの格納先や構造が変更されても利用者やアプリケーションプログラムは、自身が利用している外部スキーマに現れない限り、概念スキーマの変更に対して影響を受けない。⇒ 3層スキーマ

「データを変更しても、プログラムを変更する必要がない」
「データの物理的な格納構造を変更しても、アプリケーションプログラムに影響がない」
データの非重複 データベースで管理しているデータに重複などの矛盾が生じないよう、論理的な関係に基づいて設計・管理を行う。
同時処理の実現 複数のユーザーが同時に1つの同じデータを利用する時は、データベースが制御し整合性を保持してくれる。
データの安全性 セキュリティ対策。意図した利用方法以外でサーバを勝手に利用されないようにする。



■■データベースのデータモデル■■

データベースのデータモデルには、①階層型、②ネットワーク型、③リレーショナル型のデータモデルがあります。

名称 概要
階層型データモデル 木構造・企業の組織図のようなデータモデル。あるレコードには1つの親レコードと複数の子レコードが関連している。
ネットワーク型データモデル 1つのレコードに対し、複数の親レコードを持つような構造となっている。階層型で問題となっていた冗長性を排除する仕組みとなった。
しかし、ネットワーク型データベース構造が修正される場合、プログラムの変更も必要で「データの整理・一元化」は難しいままの構造である。
リレーショナル型データモデル データを行と列から構成される2次元の表(テーブル)形式で表します。
属性を列、組を行として列は各項目を表し、行はデータのレコードを表します。
データは複数の表と表で関連付けられ、データベース問い合わせ言語(SQL)で操作を行う。
SQLにより、ユーザーは、目的に応じて自由な形式にてデータを操作することができます。



■■3層スキーマ■■

 スキーマとは、データベースの構造を定義し記述することをいいます。データの性質、形式、他のデータとの関連などを定義します。

一般的にスキーマは、データに関する情報の保管先である「データ辞書」に格納されます。
「3層スキーマ」には、分け方がいくつかあります。主な分け方は下記の2種類になります。

【ANSI規格】

名称 概要
外部スキーマ 概念データから必要な情報を取り出したもの…アプリケーションやユーザの視点で記述したスキーマ。
概念スキーマ データベース全体を概念的に、またデータの論理的な構造を定義するスキーマ。
内部スキーマ データベースでデータを管理する方法。データベースを物理的にどのように格納するかなどを記述したスキーマ。

               ※ANSI規格:3層スキーマ



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